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主宰 平山 悦雄
昭和25年  広島県賀茂郡黒瀬町に生まれる
昭和53年  銘木工芸品の製作を始める
平成07年  原産西条黒柿工芸 工房さこだいを主宰
平成11年  日本工芸会準会員松岡裕治氏の指導により刳物を始める
平成13年  第52回広島美術展 「神代欅拭漆香盆」 初出品・初入選
       第53回広島美術展 「槐拭漆八稜盛器」 入選
平成15年  第46回日本伝統工芸中国支部展 「欅拭漆香盆(下写真)」 広島県知事賞受賞
       日本工芸会中国支部会に入会 
平成16年  第56回広島県美術展「黒柿拭漆硯箱」入選
平成16年  第47回日本伝統工芸中国支部展 無監査 「黄蘖拭漆盛器」 出品
平成17年  第10回伝統工芸木竹展「栃拭漆八稜盆」入選
平成17年  第52回日本伝統工芸展「栃葡萄杢造香盆(下写真)」入選
平成18年  第58回広島県美術展「黒柿孔雀杢造喰籠」入選
       第53回日本伝統工芸展「欅如鱗杢造硯筥(下写真)」入選  
平成19年  第54回日本伝統工芸展「欅如鱗杢造文筥(下写真)」入選 
平成21年  第56回日本伝統工芸展「縞柿造短冊筥(下写真)」入選 new

縞柿造短冊筥

欅式漆香盆

栃葡萄杢造香盆

欅如鱗杢造硯筥

欅如鱗杢造文筥


居蔵造りの住居(作家の自宅)
 作家の自宅よりほど近い東広島市は、近年都市化が著しいところですが、
周辺部には田園風景が広がり、地域の伝統的な住宅形式である「居蔵造り(いぐらづくり)」と呼ばれる赤瓦を葺いた白壁の農家が点在しています。
この景観が東広島の特徴といえます。
東広島地方の民家が本格的に来待釉の赤瓦を葺きはじめたのは、江戸時代末期からと考えられます。この頃には、すでに石州から瓦職人が西条盆地(現東広島市)に入って来ており、赤瓦の本格的な普及は、明治中期から大正期にかけてでした。それでも、昭和10年(1935)頃は、まだ茅葺き屋根の家が8割程度を占めていたといい赤瓦普及の最盛期は、やはり戦後になってからのことのようです。
西条盆地およびその周辺一帯では、明治中期頃から、大正、昭和初期を経て戦後に至る約半世紀余りの間に、多くの農家や民家で「西条キマチ」と呼ばれる赤瓦を用いた家屋の改築が行われました。この「居蔵造り」と俗称されている、つし二階を持つ母屋に蔵や納屋、門その他の付属屋を構えた農家の造りが東広島地方とその周辺町村に普及し、この地方の特色となりました。
 
このようなこの地方独特の住居の一角に作業場を設け、
木漆工芸品の制作をしております。

日本工芸会中国支部会会員
平 山 悦 雄

 

〒739-2504広島県東広島市黒瀬町宗近柳国1121番地
原産西条黒柿工芸 工房さこだい
TEL/FAX:(0823)82-6105
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